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ミーティングでは社員教育を意識しましょう

投稿者:松田 悠太郎

ミーティングには大きく3つの目的があります。

  1. 情報共有
  2. 合意形成
  3. 教育

本日はこの中の教育についてお伝えします。
ミーティングは話し合ったり、方針を決める場じゃないの?教育をするならミーティングではなく研修でしょ?そのようなお声が聞こえてきそうですが、ミーティングの中でしかできない教育もあります。

ミーティング内での教育とは

日々忙しい社員が、現場を離れて集まる以上、社員の成長につながる場にならないともったいない!ですよね。だけど限られた時間(60分~120分程度)の中で、情報共有も合意形成もしてさらに教育まで、、、参加者全員おなかいっぱい、時間がいくらあっても足りないかもしれません。

そこでおすすめなのは「経営理念の唱和」と「成功体験の共有」です。

議題の中にこの2つを追加すること。時間にして10分程度。この時間を追加することで、半年後、1年後にミーティング参加者の大きな成長が期待できます。
ただしミーティングが参加しやすい場、一方通行ではなく双方向コミュニケーションの場であることができてこその実のある教育です。参加者それぞれの業務上の課題解決の一助になったり、御社の理念や方針がきちんと伝わり再確認できるような場であることが重要です。
ミーティング(会議)を定期的に実施されている企業は一度点検されてみてはいかがでしょうか?
当事務所ではミーティング診断を実施しています。御社のミーティングを拝見し、良い点や強み、改善提案をフィードバックさせていただくサービスです。

おすすめの教育①「経営理念の唱和」

おすすめの教育の一つ目が「経営理念の唱和」です。
経営理念がない会社はある会社より生産性が低い傾向にあります。下記の2022年中小企業白書によると㈱東京商工リサーチ「中小企業の経営理念・経営戦略に関するアンケート」によると2021年と2015年を比較した際に、経営理念を明文化していない企業は生産性が悪化している傾向にあります。

経営理念の唱和は、社員の会社に対する貢献意欲を高め、生産性向上の一助になります。

経営理念は全社員に共有し浸透させていくことで初めて生きたものになります。そのために定期的なミーティングの場で参加者全員で唱和することは有効な手段であり、最も大切な社員教育の一つとなるでしょう。
もちろん経営理念に沿った行動を強要する、押しつけることは厳禁です。

おすすめ教育②「成功事例の共有」

おすすめの教育2つ目は「成功事例の共有」です。これはとてもおすすめな方法です。どんな風に共有するのかというと、会社の方針に沿って、定量的または定性的に良い成果を上げた社員が、成果をあげたプロセスを発表するという方法です。
発表した社員は、周囲から賞賛、承認されることでしょうし、発表を聞いた社員の中には「自分も同じようにやってみよう」と思う人がでてきます。そうやって刺激を受けた社員が仕事の仕方を工夫し、新たな成果をあげると、次のミーティングではこの社員が成功事例を発表することになり、まわりにさらに刺激を与えます。このように参加者同士が刺激し合い、良い循環を生むことは、ミーティングの場でしかできない教育方法です。

またどこかで事例を踏まえて、詳しい内容をブログで発信したいと思います。
限られた時間の中でも、ミーティングならではの教育方法があり、とても有効な社員教育の手段の一つです。ちょっとした工夫と時間ですので、ぜひ御社でも参考にされてください。

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